関西を拠点に全国でオリジナルミュージカルの公演を行う大阪のミュージカル集団 ミクル☆ミュージカル

ミクル☆ミュージカル 作品紹介

hand
~愛が紡ぐ時間と空間の交差~

私はココニイル。この手をつかまえて・・・。
あなたのその手は、何をつかもうとしていますか?

hand
hand

Guide ~テーマ解説~

死体となった「ゾンビ」は、何の感情も持たず、世の中から忘れ去られて消滅するもの。
しかし「hand」に登場する「ゾンビ」は、死者となった後で大切な人の優しい気持ちに
気づき、現世で過ごした日々に切ない後悔を残す。生きているときに見えなかった”家族の愛”。
あの世とこの世の間をさまようひとりの少女が体験した、はかなく温かい愛のホラーファンタジー。
ダイナミックでユーモラスなゾンビダンスと衣装が大好評。見応えたっぷりです。

Synopsis ~あらすじ~

古びた教会。月明かりの中、次々と産声をあげる彼らは「ゾンビ」。
現世に残した家族や友人は、彼らの死に対する悲しみや思い出を持ち続けている。
また彼ら自身にも温かな記憶が残っているためゾンビになりきれず、
生と死の狭間で苦しむ毎日。

ゾンビの長・柊士は言う。
「記憶が薄れて肉体が朽ち果て、この世から消えることが本望。
残してきた人のことは、何も考えるな。こちら側から断ち切ればいい。」
そこへ、ひとりの少女・真希が、廃墟となった教会にレストランを
オープンさせるための下見に来て、ゾンビの館に迷い込んでしまった。

彼らとの温かい交流を通じて真希は思う。
「周りとの関係を断ち切りたいのは私も同じ。
ここで暮らしても元の生活に戻っても、たいして変わりない。」
やがて、柊士をはじめゾンビ達の現世での過去が明らかになる中で、
どれだけ自分が愛されているのかを感じた真希は、
現世に戻って力一杯生きることの大切さに気づかされる。

急がなければ、もうゾンビの館から抜け出せなくなる。

まだ間に合うのか。

真希は、その手で何かをつかむことができるのか。



ROMEO1943

レトロでポップなシェイクスピア・ファンタジー

武器は暴力じゃない。役者には役者の戦い方がある。
To be or not to be!?

ROMEO1943 ROMEO1943

Guide ~テーマ解説~

戦時下という時代背景。極限状態にある人々に、ひとときの安らぎを提供する
少女歌劇団を舞台とした、愛と友情、勇気と希望、生と死を描く音楽舞踏劇。
シェイクスピアの名作「ロミオ&ジュリエット」を題材とした劇中劇を取り入れ、
美しく親しみやすい音楽で演出。
ともすれば暗くなりがちな戦争というテーマを、
反戦の心を胸に激動の時代を駆け抜けた若者達の視線から、
明るくスピード感あるシナリオと華やかなダンスで表現。
ハラハラドキドキ!感情移入を楽しむ感動のミュージカル作品。

Synopsis ~あらすじ~

武力行使の侵攻の脅威にさらされたヨーロッパ某国。
男子禁制の名門少女歌劇団では、シェイクスピアのロミオ&ジュリエットを
アレンジした新作音楽劇の稽古まっ最中。

そこへ、脱走兵が逃げ込んできた。
暴力による侵略戦争に嫌気がさした兵士・バードに共感した少女歌劇団の役者たちは、
追っ手が迫る中、バードを女装させてかくまうことにする。
ある日、主演女優がケガをし、戦時下の人手不足に困った歌劇団は、
女装したバードをジュリエット役に抜擢。脱走兵・バードは、少女歌劇団の役者と共に
反戦の祈りを込めて、殺伐とした庶民に安らぎを与える使命感で稽古に励む。

初演当日、脱走兵の居場所をつかんだ兵士達が・・・。見つかれば、もちろん銃殺。
女性たちのアート・レジスタンスは、迫り来る追っ手から逃れることができるか?

"女装したジュリエット"と"男装したロミオ"の、友情から育てた切ない恋の行方は?



私からあなたへのメッセージ
Messenger

ひとりぼっちの悲しさ、気づいていますか?
そばにいてくれるうれしさ、知っていますか?

Messenger
Messenger

Guide ~テーマ解説~

「学校でいじめを受けて心痛める少女」と「障がいをもちながら心豊かに生きる少女」の心温まる交流を通して、人と人が支え合うことの喜びをテーマとする作品。
いじめられる少女の「孤独感と闘う心の葛藤」「いじめに負けない心」を、力強く・明るく・繊細に描写。
自分のことに置き換えて素直な感情で観劇できるよう、ゆったりしたリズムで表現。
温かな人間的魅力をもつ障がい者の登場によって「障がいは害ではない」ということへの共感をつくる。
多くの学校から人権学習教材としても高く評価される、感動のミュージカル作品。

Synopsis ~あらすじ~

高校生の紗英は、学校でいじめられていた。暗い心を胸に日々を過ごすある日、児童養護施設の前を通りかかり、知的障がいをもつ少女と出会う。少女はいつも、スケッチブックを手に、ひとり空の絵を描いていた。
少女もまた、友達から心ないいじめを受けていた。紗英は、知的障がいをもつ少女に、自分がいじめられている心の痛みを語る。少女が紗英の話す内容を理解しているようには見えないが、それでも心が通い、紗英は少女との交流に癒される日々を送る。
時を経て、大人になった紗英は小説家の道を歩んでいた。ある日、1枚の「桜の木の絵」を目にしたことをきっかけに、自分には失われた記憶があることに気づく。その桜の木があったのは、あの養護施設。紗英と少女が出会った、桜が満開の季節。
紗英は自分探しのため、少女がいた施設を約10年ぶりに訪ねた。少女との再会を楽しみにする紗英は、そこで施設の先生から思いがけない衝撃の事実を聞かされる。
たどったはずの記憶の中から、すっぽり欠落していたあの出来事・・・紗英は絶望感に打ちのめされながらも、再会した少女の変わりない優しさと人々の支えを胸に、生きることの勇気と希望を見いだす。



財津和夫のメロディが奏でる震災復興ミュージカル
明日の空へ

忘れていたら、思い出してね。約束しよう、過ぎ去った日々に。
もう逢えないから、あなたのぶんまで輝いて生きると。

明日の空
明日の空

Guide ~テーマ解説~

阪神・淡路大震災での過酷な体験の中、明日への第一歩を力強く踏み出す人々を描く感動の大作。震災によって生まれた「絆」、ボランティアとの交流が育む「人をいたわる優しさ」など、喪失感を乗り越えて生きる勇気を、迫力ある演出とダイナミックなダンスで表現。あの財津和夫が書き下ろすオリジナルテーマ曲「約束」と名曲「青春の影」によって、よりいっそう忘れられない作品に仕上がりました。

Synopsis ~あらすじ~

神戸のとある学校の卒業式。仲良しのクラスメイトが集まり、担任の朝子先生を囲んで別れを惜しんでいた。進学が決まりながらも歌手になる夢をあきらめきれないカッチャンは、夢を追い求めて単身上京を宣言。仲のよいマサは、カッチャンの夢を応援するため、マネージャーとして一緒に上京することを決める。上京した2人は、生活費を稼ぐためアルバイトに明け暮れながら、やっとオールナイトでのライブ出演というチャンスをつかみ、歌手としての第一歩を踏み出そうとしていた。ライブは1995年1月17日の早朝。
カッチャンのステージが終わろうとした時、運命の"あの時"がやってきた。神戸のみんなは無事か?上京した今の自分に、何ができる?


定時制高校で繰り広げる 涙の学園コメディ
パートタイムハイスクール

授業はパートタイム、夢はフルタイム。
本当に弱いのは、誰かの肩を借りる勇気がないこと。

パートタイムハイスクール
パートタイムハイスクール

Guide ~テーマ解説~

定時制高校ならではの多様なキャラクターの登場人物、
厳しい現実を抱えた生徒たちの生活環境、
同じ夢に向かって励ましあう学校生活・・・。
「等身大の人物」が「等身大の言葉」で、
クラスメイトの絆・夢をもつ喜びを全身で問いかける。
抱腹絶倒&感動!ダンスシーンの豊富さ、
ダイナミックなサウンド・学園生活をテーマとした
ストーリーは、初めてミュージカルを観劇する人でも
退屈させない躍動感あふれる作品。
この作品は、宝塚ミュージカルコンクールで
金賞を受賞しました。

Synopsis ~あらすじ~

伝統ある学園に「パートタイム ハイスクール(定時制)」演劇学科が誕生。個性豊かな生徒たちの入学願書には、様々な夢が詰まっていた。女優・映画監督・ダンサー・演歌歌手・ジャズシンガー。担任教師は元プロダンサー・岬けい。日本を代表するダンサーだった彼女に影響を受け、漠然としていた夢が現実のものとして見え始めていた。
ある日、「全国総合舞台芸術祭」への参加が決定。クラス一丸となってレッスンに励む毎日。しかし、そこに待ち受けていたのは、夢を追い続けることの難しさ、焦り、不安、挫折、葛藤。
授業料を払えないメグ、登校拒否のルナ・・・。
ひとつの目標へと走り続けていた生徒たちの想いは、いつしか交われない平行線をたどる。
そして、生徒たちにとって心の支えであり憧れだった先生・岬けいの、重い過去がよみがえる。
「走り続けることは大切だけど、たまには振り返ったり、よそ見してもいい。そうすれば、もっと色んなものが見えてくる。」

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